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2005年6月17日 (金)

山岳会

なんだかんだと今年も山岳会の総会の時期になってきた。理想を高く掲げても相変わらずそれは個人の価値観に過ぎないのであり、何十人の価値観をへこませてしまっては、それは単なる思想の押し売りだ・・・と、何年もわかってはいるけれど、これがなかなか払拭できないのは哀しい性だ。ちょっとした言動が人を傷つけることが自分も含みまだ周りでよく起きてしまう。今年に入り病床に伏し、追い打ちをかけるかのように怪我してしまった。こんなことがなかったら僕は自分のためにも、僕がきっかけを作った会のためにも新しい集まりを作ったはずだった。人間は同じステージに長くいては進化は得られない。これが自分のためということ。また組織の中に長くいる古狸は、新しく何かをやろう!としている(会歴が)若いやつらにとっては、絶対阻害要因になるはずだと思う。それは僕自身が会社とか連盟とか山岳会とかで踏んできた轍でもあるからね。でも他人のやることにそのままおとなしくいることはできねぇだろうな。きっと何か文句を言うはずだ。人数が多く集まってしまった組織において、0か1かデジタル的なルールは表面上には必要なんだけど、真っ向からそれを適用するだけではいつか人間関係ってのは破綻する。だからカリスマ的な人が物差しになってやらなければいけないし、そういう人がいる組織はある程度の期間うまくいくんだろうね。でも僕はそうなることを半分放棄してきたわけだし、今だって自分の中でこのままでいいのかって葛藤している。会社でもそうであったけれど、連盟や会の渦の中心になるってことは、常に人に働きかけなければいけないし、知らないうちに病魔に蝕まれるほどのストレスをためるくらいエネルギーが必要だ。理想はすべての人間が充実感を得ることなんだけれども・・・。                                     新進の会員のためにも物言いをしなくては済ませられない古狸はやはり去るべきだろうね。9506yokoohidari

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