« 師匠、またね | トップページ | 登山はスポーツ »

2006年8月 7日 (月)

イイハシの大滝登攀

8/4表丹沢の寄沢本流へ行って来た。
本流遡行というより時間の関係でイイハシの大滝の登攀に終始した感じ。
まぁそれだけでも結構楽しめたのでよしとしよう。

(以下記録)
寄沢大橋を渡った駐車場に車を置き、表丹沢の中でも比較的自然を残す
みんなの森を快適に歩き出す。
すぐあるトイレの周りにはたくさんの「ナナフシ」と「クワガタ」がお昼寝。
ナナフシなんて見たのは子供の頃の虫取り時代以来だな。
ムシキングにはまっている子供たちには天国みたいな所だろうね。

雨山峠方面への登山道は途中河原に入ると少々わかりづらい。
何となく赤テープや赤札、石に書かれたペンキがあるのだが
途中堰堤を適当な所から越したりして
入渓点である二俣を目指す。
登山道が右手尾根に離れるすぐ先の二俣は左から入ってくる
右に比べると樹林の中のせいか少し暗い方が本流だ。
すぐ先にF1とおぼしき「くの字滝」が見えている。
ここで沢靴に履き替える。

10mくの字滝は言われてみれば「く」の字かなという程度。
右壁を登るが、あまり右側に行ってしまうと落石が多いし、上がりすぎてしまう。
半分くらい登ってから左側の滝落ち口先を目指そう。
5m程度の小滝をフリーで越せば
早くもメインディッシュである「イイハシの大滝」が眼前に真上から落ちている。

31
3段45m。下段5mは右側をフリーで越し
中段25mは右壁、岩とブッシュのコンタクトライン。
下から確認してもリングボルトが1カ所確認できるだけで他ハーケンは見えない。
しかし登りだしてみればだいたい3m間隔で中にはまだ新しいハーケンもあった。
手にまとわりつくドロや砂を払いながら登るが
やはり湿ったⅣ級+はかなり慎重になる。
よく見れば小さいが足を置けるスタンスが適当にある。
半分くらい登ると逆層で少し被った岩に進路を塞がれる。
岩の上部にもハーケンがあるので、ここを乗越したルートもあるようだがこれは難しい。
左流芯へトラバースをするが、ここはスラブっぽく足がないので
ブッシュを束ねた古い残置スリングを持ち、そぉっとバランスでA0気味に左へ。
岩の上にある狭いバンドを一旦右側へトラバースし
寝てはいるがあまり手のなさそうなスラブっぽい斜面を最後に登れば
上段滝の釜渕でもあるリッジ状でピッチを切れる。
ハーケン数枚打たれていたが、確保支点にしたい位置のハーケンは少々腐り気味だった
ので、追加で1枚バカブーを打ち足して中段終了。
結構時間かかってしまった。

ここは2人同時に上げるのは終了点が狭く無理そうだ。
セカンドに菅ちゃんを登らせ、そのままツルベで2ピッチ目のカンテ右に
リードしてもらう。
10mほど登った適当な所でセルフビレイを取ってもらい
サードの杏ちゃんを引き上げる。
それから後藤が杏ちゃんビレイで上部の安定した樹林帯までリード。
脆い急斜面をブッシュ頼りに体を引き上げ、しっかりした木にFIXし
途中で抜いた菅ちゃんがフリクションノットで登る。
そして最後の杏ちゃんをビレイで登らせ、イイハシの大滝上段上に出た。
中段終了点の不安定さを考えると、この滝はせいぜい3人パーティくらいまでだろう。
大勢の遡行(というか登攀)は無理である。

|

« 師匠、またね | トップページ | 登山はスポーツ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イイハシの大滝登攀:

« 師匠、またね | トップページ | 登山はスポーツ »